巨人・菅野 6連続完投の中日・大野雄に「同じピッチャーとして本当に尊敬します」

2020年09月08日 22時40分

7回の攻守交替で中日・大野雄(左)に声を掛ける巨人・菅野

 巨人の菅野智之投手(30)が開幕から無傷の10連勝をマークした。大野雄とのエース対決となった8日の中日戦(ナゴヤドーム)で7回101球5安打6奪三振無失点の好投。チームも2―0で3連勝を飾り、貯金を今季最多19とした。

 球団の開幕投手による無傷の10連勝は1938年のスタルヒン以来で82年ぶりの快挙。遠い昔のことで「あまりピンとこない」のも無理はないが、菅野は「ジャイアンツの歴史に名を刻むことができてうれしいですし、これからも頑張っていきたい」と素直に喜びを表した。

 これで中日相手に25イニング無失点だ。菅野は「まぐれ。いつか点は取られる。その時に粘れるように準備をしたい」と言い、まったく油断する様子はない。

 相手が大野雄だったことも刺激になった。投手戦となることを意識してマウンドに臨み「負けないぞという気持ちでやってきた。結果的に今日は勝ちましたけど、また対戦があると思うので、やり返されないようにしっかりそこに向けて準備したいです」。負け投手にはなったが、6連続完投と意地を見せた大野雄の投球には、菅野も「最後まで投げ切るというのは同じピッチャーとして本当に尊敬します。その中で勝てたのは財産になります」と学ぶこともあったようだ。

 原監督も「いい投手戦でしたね。(菅野は)徐々に良くなってきたという感じじゃないでしょうかね。まあ、しかし、甲乙つけがたいところでしょうな」と両投手の熱投に目を細めていた。