広島・鈴木誠也が予告 阪神・藤浪復活の日

2020年03月05日 16時30分

自身と愛妻の名前入りグラブでキャッチボールをする鈴木誠

 広島・鈴木誠也外野手(25)がライバルとの対戦を心待ちにしている。

 2月23日の阪神戦(コザしんきん)では2番手で登板した藤浪晋太郎投手(25)と2打席対戦し、中犠飛と左飛の結果に終わった。ここ数年、抜け球が課題になっている藤浪がマウンドに上がるたびに、死球による故障を恐れる相手チームが左打者ばかりを並べたり、右打者から左打者への交代が告げられるなど“右打者隠し”が頻発。特に調整段階のオープン戦などでは、その傾向が顕著だった。

 そんな中での鈴木誠の男気あふれる“打席入り”とあって、チーム内から「死球は怖くないのか…」と驚きと不安の声が上がった。ただ、鈴木誠は「わざと当てているならば話が違いますが、当てようと思っているわけではない。それならば投手全員が怖いということになる。外国人投手のほうが、よっぽど怖いですよ」とサラリと言ってのけた。

 逆に今回対峙したことで右腕の進化を感じ取ったという。藤浪はその広島戦で2回を投げ、2押し出しを含む3連続四死球の大乱調で3失点。悪癖は解消されていないように思えるが、鈴木誠は「人間いいときもあれば悪いときもある。でも、今年は多く対戦することになると思う。やっぱり対戦していて面白いし、楽しみですよ」と藤浪の復活を“予告”するほどだ。

「同級生は特別な存在」と言う鈴木誠。藤浪が先発予定だった4日の阪神戦(甲子園)でもスタメン出場が予定されていた。試合は雨天のため中止になり、再戦は持ち越しになったが、シーズン本番では、きっちり“ライバル討ち”を果たして勝利に貢献するつもりだ。