中日 ドラ4郡司はキャプテンの天才

2020年01月06日 16時30分

新入団会見での郡司

 中日のドラフト4位ルーキー・郡司裕也捕手(22=慶大)が、プロ入りに向けて厳しい自主練習を続けている。高校時代は仙台育英でロッテ・平沢、元オリックス・佐藤世那らと全国準V。昨秋のリーグ戦では捕手ながら六大学野球史上14人目の3冠王に輝き、ドラフト後の神宮大会では主将として日本一とまさに野球人生の王道を歩んできたが、それだけにそのリーダーシップは人並みではない。

 慶大のナインは「郡司のキャプテンシーは下級生のころから。上に対しても言うことは言うし、立てるところは立てる。そのバランスがうまいんです。僕らの先輩で朝まったく起きてこない人がいたんですが、毎朝郡司が率先して起こしに行ってて。表向きはその先輩をイジりつつ、裏では『あの人がいないと勝てないから』と。あんなにできたやつ、なかなかいないですよ」と感心する。

 別の後輩ナインからは「郡司さんはキャプテンとして真面目なだけじゃなく、必ずどこかでウケを狙いにいく。それも、物事の本質を突くようなユーモアを織り交ぜるんです。頭もいいのに品行方正すぎないので、中日の根尾くんなんかと話したらどんな化学反応が起こるのか楽しみ」と早くも根尾との合体を望む声まで上がる。

 決勝で先制2ランを放った神宮大会の優勝インタビューでは「強風が吹いていてレフトフライかなとも思いましたが、僕のパワーが勝りましたね」と話し、ボルテージマックスのスタンドをさらに沸かせた。ルックス、ユーモア、野球センスと三拍子揃った慶応ボーイは中日にどんな変化をもたらすか。