21日の阪神―DeNA戦(京セラD)の試合前練習中に、侍ジャパン前監督の小久保裕紀氏(47)が阪神の大山悠輔内野手(24)に助言を授ける一幕があった。

 この日テレビ解説のため球場入りしていた小久保氏は「矢野監督と話をしていたら、たまたま大山が出てきたので。考え的なものをちょっとね」と説明。その場に立ち会った矢野監督は「悠輔も迷っているしね。俺と小久保監督の(大山の抱える問題点についての)イメージは一致している。打者の打ち方ってのは一つではないと思う。そういうところを2人で伝えた」

 過去には山崎武司氏(中日OB)や掛布雅之氏(阪神・オーナー付けシニア・エグゼクティブアドバイザー)らそうそうたる球界の大物から直接指導を受けてきた大山。長引く不振から抜け出せずに苦しむ日々が続くが、大物エキスの連続注射で打棒復活となるか――。