エンゼルスの大谷翔平投手(27)が29日(日本時間30日)のロッキーズとのオープン戦で内角球を左翼席に運んだ規格外の2号2ランに米メディアは騒然となった。初登板した21日(同22日)のロッキーズ戦では2回1/3を3安打1失点、5三振を奪い、MAXは99マイル(約159・3キロ)をマーク。打者の手元で落ちるスプリットでもチェンジアップでもない“魔球”の正体が議論されるなど、投打とも好調だ。

 そんな中、米老舗メディアのスポーティング・ニューズは「大谷翔平が健康で生産性を維持している場合、他のプレーヤーにア・リーグMVPのチャンスはあるか」と題する記事を掲載した。冒頭で昨季のMVPで争いで2位に入ったブルージェイズのゲレロの打率3割1分1厘、48本塁打、111打点の活躍を「本当に素晴らしかった」と絶賛するも「それでも1位票を獲得できなかった。大谷が1位票を全て獲得した。ゲレロの歴史的なシーズンを大谷は超越した」とした。

 同メディアは「大谷以外の誰が2022年のア・リーグMVPを獲得できるか。2023年は?2024年は?」と投げ掛けた。この質問に対する同僚のフレッチャーの答えは簡潔だ。「彼が1年間健康なら、再び彼が受賞しないことは考えられない」。その上で「彼は誰よりも一生懸命。それが報われるのを見るのは素晴らしい」と加えた。

 マドン監督も同メディアに「彼が去年と同じかそれに近いことを繰り返せば、また受賞するだろう」と断言。さらに「(打線に)トラウトやレンドン、ウォルシュらの名前が並ぶことで打撃はもっと良くなる」と打者として昨年を上回る成績を期待している。

 日本選手初の2年連続MVPに、史上初の本塁打王とサイ・ヤング賞のダブル獲得…。メジャー5年目はどんな活躍を見せてくれるのか。期待は膨らむばかりだ。