米大リーグ機構(MLB)と選手会は2023年のシーズンから、投球間隔制限、内野備シフトの制限、ベースのサイズ拡大などルール変更の際にMLBの予告期間を1年前から45日前にすることで合意。23年から極端な内野守備シフトが禁止されことが確実になった。

 米スポーツサイトのへイロー・ハングアウトは7日(8日)に「エンゼルスで守備シフトの制限の恩恵を受ける打者トップ3」を発表。1位に大谷翔平投手(27)を選んだ。

「(内野)守備シフトがなくなった時の大谷の支配力を想像できるかい? 大谷と対戦するのはフェアじゃないよね。エンゼルス戦の視聴率は上がる。シフト対応でバントを打つ彼を見られなくなるけど、それ以上にすごい彼が見ることができるはずさ」

 昨季の大谷は左翼への打球が23%で中堅から右翼は77%だった。その傾向に合わせて相手球団から実に75・4%で一、二塁間を野手3人が守る〝大谷シフト〟を敷かれた。得点貢献度を示すwOBAはシフトがある状態では3割8分1厘だったのに対し、シフトがない状態では4割3分5厘だった。一、二塁間を抜けたと思われた〝安打〟を何本損したか。同サイトのみならず、ファンも新ルールに大いに期待するだろう。

 2位はマイク・トラウト外野手(30)、3位はジャレド・ウォルシュ外野手(28)とした。

 大谷が恩恵を受けるのは守備シフトの制限だけではない。ベースのサイズを従来の15インチ(約38・1センチ)四方から18インチ(約45・7センチ)四方と約8センチ大きくなることで俊足が生きそうだ。一塁まで8センチ短くなることで内野安打が増えることが予想され、塁間も約11~12センチ短縮されることで盗塁も昨季の26から増加するだろう。日本選手初のトリプルスリー達成も夢ではない。