米ヤフースポーツは28日(日本時間29日)に2022年ファンタジーベースボール(仮想野球ゲーム)の特集を掲載し、エンゼルス・大谷翔平投手(27)が総合ランキングで打者では全体14位、投手としても同18位に入った。今年で大リーグ11年目のパドレスのダルビッシュ有投手(35)は同91位だった。

 同サイトの野球アナリスト3人が「全チームの全選手を吟味した上で算出した」というランキングは250位まで紹介された。投打両方でランクインしたのは、もちろん大谷だけ。ゲーム参加者が実在する30球団の選手をドラフトやトレードなどで編成して架空のチームを作り、実際の選手の活躍、成績によって点数を競うファンタジー・ベースボールの世界でも二刀流が注目されていることがうかがえる。同一チームで大谷を投でも打でも起用したい場合は「投手大谷」と「打者大谷」をドラフトで別々に指名しなければならない。


 今回のランキングで上位を占めたのは毎年安定した成績を残し、年齢的にも健康が期待できるツワモノばかり。1位はパドレスのフェルナンド・タティス・ジュニア内野手(23)、2位はドジャースのトレー・ターナー内野手(28)、3位はナショナルズのフアン・ソト外野手(23)、4位はブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ・ジュニア内野手(22)、5位はブルージェイズのボ・ビシェット内野手(23)だった。