エンゼルス専門サイト「へイロー・ハングアウト」のエバン・デサイ記者は「2022年、エンゼルス開幕戦ドリームライナップ」と題し、理想とする来季の開幕オーダーを発表した。大谷翔平投手(27)は2番に入った。ドリーム打線は以下の通り。

「1番・右翼」ブランドン・マーシュ
「2番・DH」大谷翔平
「3番・中堅」マイク・トラウト
「4番・遊撃」マーカス・セミエン
「5番・三塁」アンソニー・レンドン
「6番・一塁」ジャレド・ウォルシュ
「7番・左翼」ジョ・アデル
「8番・捕手」マックス・スタッシ
「9番・二塁」ダビッド・フレッチャー

 エンゼルスが今オフに先発投手以外で補強が必要とされる「遊撃手」に選んだ31歳のセミエンは今季ブルージェイズで打率2割6分5厘、45本塁打、102打点で大谷とタイトルを争った。ポストシーズン出場まであと一歩に迫ったチームの主軸として活躍した。FA市場でも注目の一人。ブルージェイズでは二塁を守ったが本職は遊撃手だ。

 セミエンと契約できれば「全員がオールスター級のポテンシャルを持つ、怖いくらい良い打線」が完成する。しかし、エンゼルスの今オフの最優先課題はローテーションの中心となる先発投手2人の獲得。おまけにセミエンの今季年俸は1800万ドルと高額。争奪戦となれば跳ね上がるだろう。エンゼルスの財政に余裕があるとは思えない。夢企画で終わりそうだ。