エンゼルス・大谷翔平 前半戦最終戦は今季25度目のマルチ安打締め

2021年07月12日 09時16分

初回に二塁打を放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)
初回に二塁打を放った大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は11日(日本時間12日)に敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」で出場。初回に右翼線二塁打、7回に一塁強襲安打を放ち、今季25度目のマルチ安打をマーク。4打数2安打、1三振1四球、1得点だった。これで打率を2割7分9厘とし、チームは7―1で勝って連敗を2で止め、貯金1で前半戦を折り返した。

 初回一死無走者でマウンドは相手先発の左腕サンティアゴ。初球、内角のシンカーに対して腕を畳んで引っ張ると106・6マイル(約172キロ)の弾丸ライナーは右翼線を破り、大谷は悠々と二塁ベースに立った。二塁打は今季19本目。これで長打は56本となり、2位のレッズ・カステラノスに8本差だ。

 4―1の7回一死一塁では6番手の右腕スワンソンと対戦。1ボールからの2球目、外角のスプリットを強振。痛烈なゴロは一塁手のミットをはじく強襲安打となった。

 1―1の3回二死無走者は空振り三振。4番手の左腕ミシェビッチと顔を合わせた3―1の5回一死一塁は浅い左飛だった。9回一死無走者は7番手の右腕モンテロから四球を選んだ。

 12日(同13日)は日本選手として初出場する本塁打競争に出場。第1シードして優勝が期待される。13日(同14日)はいよいよオールスター戦。初出場と同時にメジャー史上初めてDHと投手と2部門で選出され、二刀流出場が濃厚だ。全米の野球ファンが注目している。

 前半戦を終わって33本塁打はメジャートップ。70打点はトップのブルージェイズ・ゲレロと3点差だ。日本人選手シーズ最多本塁打を更新し、オールスター戦前での33号は米国外出身選手では1998年のソーサ(カブス)に並んでタイ。記録的な前半戦を終えた大谷だが、残り73試合の後半戦が勝負だ。日本人選手の到達は想像もできなかった50本塁打、さらにはメジャーでは20年ぶりの60本も夢ではない。歴史を塗り替えるのではなく、二刀流として新たな歴史を刻む後半戦に期待だ。

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