MLBは4日に今年のオールスター戦に出場する選手間投票などで選ばれた控え野手と投手を発表した。すでに先発メンバーを決めるファン投票でア・リーグのDH部門で選出されていたエンゼルスの大谷翔平投手(26)は先発投手としても選出された。野手と投手で同時に選ばれるのは史上初だ。

 また、マリナーズの菊池雄星投手(30)がメジャー3年で初選出、パドレスのダルビッシュ有投手(34)は4年ぶり5度目の選出となった。

 菊池はここまで15試合に先発して6勝3敗、防御率3・18。勝利数は1年目の自己最多の6勝に並んだ。防御率はリーグ8位で、クオリティースタート(6回以上を投げ自責点3以下)を11度と安定感は抜群だ。

 ダルビッシュは2017年以来、4年ぶりの栄誉。カブスからトレードでパドレスに移籍して1年目で7勝3敗、防御率2・65でエースとして先発ローテーションを支えている。6月21日(日本時間22日)のドジャース戦では試合数でも投球回数でもメジャー最速となる1500奪三振を記録した。

 出場が決まるとダルビッシュはすぐに自身のツイッターに手を合わせる絵文字を投稿して感謝の意を表現。続いて「5回目のオールスターに選ばれました! ナショナルリーグでは初めてなので楽しみです」と喜びを投稿した。