USAトゥデー凄腕記者「私が開催を保証する」

2020年06月17日 11時30分

【マサチューセッツ州ボストン発】今季のメジャーは開催されるのか。米全国紙USAトゥデー(電子版)は16日(日本時間17日)に選手会との交渉が物別れに終わった米大リーグ機構(MLB)の開催案について「一見、どんよりしているが、ベースボールのシーズンはある。保証する」という見出しでボブ・ナイチンゲール記者の署名記事を掲載した。「7月20日(同21日)から27日(同28日)の間に(レギュラーシーズンは)開幕し、最低65試合から70試合を行うことになるだろう」と伝えた。

 15日(同16日)にMLBのマンフレッド・コミッショナーが今季の開催について「自信がない」と、10日(同11日)に発した「100%ある」との前言を撤回したばかり。これを受けた選手会が「選手たちはうんざりしている」という一文で始まる声明を発表するなど、今季中止の雰囲気が一気に漂い始めた。

 それに輪をかけるかのように、スポーツサイトのアスレチックは16日に「少なくとも8球団のオーナーは今季の開催を望んでいない」と伝えるなど、コミッショナーやオーナーに対する風当たりが強まっている。

 同電子版はMLB、オーナー陣と選手会が置かれている状況から、「(試合数に比例した年俸の受給という)選手会の主張は一貫している」と選手会を擁護。ポストシーズンが行われなければ「最低でも(テレビの放映権料の)9億ドル(約966億円)を失う」と指摘し、「マンフレッドはオーナーたちに働きかけるに違いない」と伝えた。

 最後にナイチンゲール記者は「ワールドシリーズのタイトルを目指す、永遠に語り継がれるシーズンになる。私が保証する」と締めくくった。今季中止となれば1994、95年のストライキで多くのファンを失った悪夢の再来となるだろう。ベースボールが戻ってくると信じたい。