PL野球部復活へ前進 桑田氏を永久OB会長に!!

2020年01月12日 16時30分

OB総会には宮本、立浪、片岡、桑田氏らが出席した(前列左から)

 名門野球部復活へ大きな一歩となりそうだ。PL学園(大阪)硬式野球部のOB総会が11日に大阪市内のホテルで行われ、OB会長の桑田真澄氏(51)が現在、休部中となっている野球部の復部に向け、PL教団サイドと話し合いを進めている段階であることを報告した。これまでかたくなだった教団サイドが軟化したとあって、同校OBで本紙評論家の得津高宏氏も「さすが桑田!」と大喜び。桑田氏の「永久OB会長」を熱望した。

 桑田氏は昨年までに複数回、教団サイドと接触。最初の話し合いの場で、野球部復部の意向を伝えられたと明かした上で「我々OBとしても、より良い野球部になるように、全面的にバックアップしていきたい」と語った。復部の時期については「早さを競っているわけではないですので、しっかりと体制が整ってから復部させるべきだと思う。教団の意向に沿って我々OBはバックアップしたい」とした。

 春夏の甲子園で通算7度の優勝を誇る同校野球部は清原和博氏、桑田氏による“KKコンビ”のほかにも、立浪和義氏、片岡篤史氏ら、そうそうたるメンバーをプロに輩出。だが、度重なる不祥事などもあり、2016年7月以降、休部状態に。同校野球部OBだけでなく、多くの高校野球ファンからも復活を願う声が上がっていただけに、桑田氏も「非常にうれしいですよね。また自分たちの後輩が甲子園で活躍する姿を見たい」と笑顔を見せた。

 これには本紙評論家の得津氏も「桑田が大きな仕事をしてくれました。野球部休部の背景には野球部が起こした暴力事件などのトラブルを嫌った教祖夫人の意向も大きかったのですが、その方が唯一、信頼して認めていたのが桑田でした。おそらく桑田でなければ、ここまで教団側と話し合うこともできなかったと思います」と大喜び。

 続けて「桑田の前のOB会長の鶴岡(秀樹)も長かったし、初代会長の光本(勝成)さんも30年ぐらい会長をやりました。できることならこのままずっと桑田に会長を務めてもらいたい。復部までにはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、私たちも桑田をバックアップしていきたいと思っています」と“永久OB会長”までお願いしたほどだった。

 一方、その桑田氏は、自身が母校の監督を務める可能性については「そこまで考えたことはないですよ。ただ、僕だけでなく、OBはみんな監督をやってみたいと思ってますよ」としつつ「僕はアマライセンスを取るつもりはありません。僕はプロとアマチュアは一体であるべきと思っていますので、資格回復制度自体が良くないとの考えです」と、資格を回復するつもりはないという。

 これはあくまでOB会長として、母校野球部の復活に尽力するという意思の表れなのか。次期監督の人選について、得津氏は「桑田の意向が強く反映されると思いますよ。おそらく、桑田のPLの後輩でプロ野球経験者になるのでは。いい人材はたくさんいますから」。今後の成り行きに注目が集まっている。