今月末に行われる「マイナビオールスターゲーム2026」(28日=東京ドーム、29日=富山)に向け、日本ハム・新庄剛志監督(54)の「パフォーマンス」に早くも期待が寄せられている。

 新庄監督と言えば「節目」や「大舞台」でパフォーマンスを披露することで有名。中でも球宴は自身の現役時代からさまざまな趣向を凝らしファンを魅了する場として知られる。指揮官になってからもこの意向は変わらず、昨年7月の第1戦(京セラ)では「三塁コーチ」として出場し、4回一死三塁の好機で自ら160万円を投じて特注した「電光掲示サングラス」を着用。遠隔操作で「スクイズ」の文字を点灯させる驚愕のパフォーマンスで大観衆を沸かせた。

 さらに試合前には「ガラポン(抽選器)」を使ったくじ引きで全パの打順を決める方法も発案。エンタメ要素を前面に打ち出し、ファンだけでなく出場選手や周囲の関係者らも楽しませた。

 この前例を考えれば、今季も全パを率いるソフトバンク・小久保裕紀監督(54)の参謀役として「何か」を狙っているはず。だからこそ7月に入ってからは、チーム周辺でもこの話題がチラホラ。ある球団関係者もファンの気持ちを代弁するように「昨年はガラポンに加え、電光サングラスでしたからね。どうしても今年はそれ以上のものを期待してしまう」と〝お祭り男〟の新たな小道具と演出を心待ちにしている。

巨人との交流戦で特殊マスクをかぶる新庄剛志(2005年)
巨人との交流戦で特殊マスクをかぶる新庄剛志(2005年)

 新庄監督は今季、恒例だったセ・リーグ各球団と対戦する交流戦でのパフォーマンスを封印。当時はチームが借金生活だった時期もあったため「そんなこと言ってられない」と自軍の戦いに集中した。だが、現在は首位ソフトバンクと3ゲーム差の3位。4日の楽天戦(楽天モバイル)に敗戦後、指揮官は「明日、明日」と気持ちを切り替えるように球場を後にしたが、チームの雰囲気は悪くない。この状況なら夢舞台でファンの視線を奪っても問題ないだろう。

 日頃から「ああいう舞台(球宴)に行くと、急にスイッチが入ってしまう」と漏らす新庄監督だが、今年はどんなパフォーマンスで盛り上げるのか。ファンだけでなく、球界関係者もその動向に熱い視線を送っている。