黒い総帥・蝶野正洋(50)が2日、1990年代後半に世界規模の大ブームを巻き起こした「nWo」と約16年ぶりに公の場で再会した。

 nWoが活動した米国WCWは2000年にWWEに買収されたため、権利関係はWWEが掌握。そのWWEとグッズなどのライセンスエージェント契約を結ぶ株式会社イングラム(加藤勉代表取締役)の要請を受けた蝶野が再びnWoの黒い広告塔となり、9月から再びnWoTシャツを一般販売していく。

 WCWでケビン・ナッシュやハルク・ホーガンを中心に一大ムーブメントとなったnWoは、ファッション面でも時代を先取りし、黒地に無骨な白文字で「nWo」と描かれたTシャツは大ブームを巻き起こした。日本国内ではnWoジャパンの総帥・蝶野が広告塔となり、当時の所属・新日本プロレスに過去最大の物販利益をもたらした。

 この日、蝶野は東京・有明の東京ビッグサイトで開催中のキャラクター&ブランドライセンス展「ライセンシングジャパン」会場でライセンス契約を正式発表。今秋のデビュー30周年に向け“黒い法人”を設立して別の角度からプロレス界に新たな刺激を注入するという。

「選手主体で日米を股に掛けたムーブメントとなったnWoは自分のキャリアの中でも大きな分岐点となった。かつてのnWoを知らない年代、女性や子供たちにも魅力を訴えていきたい」と黒い意欲を語った。