〝逆パイネ〟が逆転Vの切り札となるか。ソフトバンクが25日の西武戦(メットライフ)に6―1で快勝。4打数4安打3打点でノリノリだったのがアルフレド・デスパイネ外野手(35)だ。
全5打席で出塁してヒット4本すべてがセンターから逆方向への当たり。3回には一死二、三塁から中前へ貴重な2点適時打を放った。「何とか走者を返そうと打席に入った。センター返しのイメージで入り、イメージ通りの打球、スイングができたよ」と笑みを浮かべた。
こうなると大暴れへの期待が高まってくる。引っ張りのイメージが強いデスパイネだが、真価を発揮するのは右翼スタンドにも強烈なアーチを運べる逆方向への打撃でもある。
以前も不振に陥り引っ張り一辺倒になってた時には、王貞治球団会長から密室に呼ばれて「君はどの方向でも捉えることができればホームランになるんだから」と緊急アドバイスを受けて復調したことがあった。
今は工藤監督が顔を合わせるたびに「あっちあっち」と逆方向を指して意識させてもいるという。後半戦はヒット10本のうち8本がセンターから逆方向。21日のロッテ戦(ペイペイ)では左中間スタンドへの強烈な一発も出ているが、以降も右への意識を持ちながら打席に入っている。
今季はシーズン序盤に不振で二軍落ちもするなど年齢面での〝限界説〟も出てきていたデスパイネ。レジェンドのエンジンがかかってきた。












