【デスクと記者のナイショ話】
阪神担当記者:やはり伝統球団同士、対岸の火事…とは思わなかったんでしょうねえ。
デスク:どうした? 何か事件でもあったのか。
阪神担当記者:元巨人の柿沢貴裕容疑者(23)がジャイアンツ球場の選手ロッカーから主力選手の野球道具など約110点を盗んで売却、逮捕された一件があったでしょ。それを受けて阪神でも一、二軍の全ナインに「これは明らかな犯罪」と注意喚起を行ったそうです。選手が必ず目を通す甲子園のクラブハウスの看板には、事件の詳細が書き込まれた各新聞が張り出され、読むようにと指示。また、二軍の合宿所でも球団職員が音頭を取って全体ミーティングを開き、事の重大さを訴えたそうです。
デスク:ひょっとして巨人のような疑わしいことがあったのか?
阪神担当記者:それはないです。ただ…。
デスク 何だ?
阪神担当記者:時効の話なんですが、昔は阪神の選手が合宿所などでチームメートの財布からお金を盗んだりする騒動も少なくなかったそうです。表ざたにはなりませんでしたが、選手の間でも「アイツはコレだから気をつけろ」と指で鍵の形を作ったりして…。選手だけでなく裏方にも“虎のルパン”がいたそうです。だから、この手の不祥事には敏感になった部分もあったんでしょう。今はSNSなどでもすぐに不祥事がバレる時代。選手会長の梅野は「今のウチの選手にそんなヤツはいないけど(注意喚起は)いいことだと思う」と話していました。
デスク:巨人の不祥事に即座に反応したフロントの仕事ぶりは立派だな。
阪神担当記者:とはいえ、ウチも6月にスコアラーが盗撮で逮捕されたばかり。あまり胸を張れませんけどね。












