女子プロレス「スターダム」29日の大田区大会で、正規軍「STARS」と極悪軍「H.A.T.E.(ヘイト)」のイリミネーションマッチが行われ、羽南が刀羅ナツコを下し、STARSに勝利をもたらした。

 羽南は、STARSの飯田沙耶、舞華、林下詩美、HANAKO、月山和香、姫ゆりあ、浜辺纏と組み、ヘイトの刀羅、渡辺桃、小波、上谷沙弥、琉悪夏、吏南、ビー・プレストリー、稲葉あずさ組と激突。試合は、ノータッチルールに加え、オーバーザ・トップロープルールが採用された。ゴングが鳴る前に奇襲を仕掛けたSTARSだったが、月山、姫、浜辺が序盤に失格となり、苦しい展開となった。さらに、前哨戦と同様、飯田が小波の黒スプレーの餌食となり、続けざまにコーナーで上谷からドロップキックを食らい場外に転落し、失格となってしまった。

 一方のSTARSは、舞華が吏南をみちのくドライバーⅡで、羽南がセブンティーン(丸め込み)で琉悪夏を沈めて勢いをつける。両軍次々と脱落者が出る中、試合時間20分過ぎ、刀羅のスワントーン・ボムで舞華が脱落し、羽南と刀羅、両軍のリーダーによる一騎打ちとなった。羽南は果敢に打撃を打ち込み攻めるも、体格差のある刀羅を相手に苦戦を強いられた。キャノンボールを食らいダメージを負っても、スワントーン・ボムは自爆させた。両軍が入り乱れる展開となると、林下、飯田の援護を受けて、刀羅へ合体フェースクラッシャーをさく裂させた。その後もジャンピングニー、バックドロップと技を重ね、最後はバックドロップ・ホールドで3カウントを奪った。

 試合後にマイクを握った羽南は「STARSが勝ったぞ!」と絶叫し、勝利に酔った。「もうヘイト一強とか言わせない。私たちSTARSがスターダムの一番のユニットで、スターダムを引っ張っていくユニットです」と胸を張った。バックステージでは「1人で言うよりみんなで言うほうが夢は近くなる。みんなで東京ドームを目指すってこれからも言います」とさらなる躍進を誓った。