ブルワーズとレイズのワールドシリーズ第2戦が24日(日本時間25日)にミルウォーキーで行われ、ブルワーズが5―4と逆転で連勝を決めた。初回に4点を先制されたが、コントレラス、ミッチェルの適時打などで反撃すると、1点に追い詰めた6回にはフレリックのソロ本塁打で同点。7回にはルーキーのプラットが右前打を放って勝ち越しに成功した。

 レイズは初回以降はリリーフ陣に封じられたが、9回の土壇場、二死三塁の一打同点のチャンスを迎える。DHディアスがフルカウントから左腕アシュビーのインローのカーブにバットを止め、四球と確信して歩き始めたところ、球審と一塁塁審がまさかのスイングと判定。ディアスが血相を変えて猛抗議に転じるもあえなくゲームセットとなり、チームメートになだめられてベンチに引き揚げた。

 ハーフスイングにはリプレー検証はなく、テレビ画面でさまざなま角度から検証が行われた。米メディア「USAトゥデイ」も「ディアスのチェックスイングは野球において最も際どい判定の1つと言える。ルールブックに厳密で明確は定義がないからだ。物議を醸したスイングは三振で終了した」と伝え、ミルウォーキー・ジャーナル」も「判定の曖昧さ、チェックスイングは異議申し立てができないという事実がファンやアナリストの間で物議を醸している」と問題提起している。

 しかし、当のディアスは試合後はトーンダウンし、同メディアなどに「三振になって負けた。それだけだ。見返す時間なんてない。その場では納得していなかったが、単純にバットを振ってしまったと思った。審判がスイングだと判定した。それだけです」と肩を落として話している。