MLBのワールドシリーズ(WS)第2戦は24日(日本時間23日)、ミルウォーキーでブルワーズ(ナ・リーグ)とレイズ(ア・リーグ)と対戦した。3―2でブルワーズが逃げ切った前日の第1戦の視聴者数をめぐり、ひと騒動が起こっている。

 小規模市場の球団による対戦となり、視聴者数が伸び悩むと予想された今回のWS。ところが、SNSでは第1戦の視聴者数が2017年以降のWSで最多となったというデータが投稿され、注目を集めた。

「市場規模の小さいブルワーズとレイズなんて、誰も興味がないんじゃなかったの? 視聴率はひどいことになるって言われてたはずだけど!」のキャプションが付いたこの投稿によると、今回の第1戦の視聴者数は1520万人。昨年のドジャース―ブルージェイズ第1戦は1330万人、2024年のドジャース―ヤンキース第1戦は1416万人となっており、人気球団のドジャースを上回ったとされるこの投稿はあっという間に拡散され、波紋が広がった。

 しかし、ドジャース専門メディア「ドジャース・ネーション」は「虚偽報道」と真っ向から否定。「データを提供しているニールセン・メディア・リサーチ社は正確な視聴者数を火曜日(27日)まで公表しない予定である」と指摘し、今回の「1520万人」という数字は24年のドジャース―ヤンキース戦の実際の視聴者数からそのままパクったものだとした。「SNS上で、一部のファンが自身の主張を裏付けるために持ち出している数字は、ドジャースに関するものだ。これは、ロサンゼルスのチームがいかに野球の視聴者数をけん引しているかを改めて証明するものでしかない。公式な数字が発表された暁には、彼らは『勝利の凱歌』を上げられるかもしれないが、それまでは、情報の出どころをしっかりと確認すべきだ」。果たして〝本当〟の視聴者数はドジャースを超えるのか。