ドジャースのブレーク・スネル投手(33)が寂しい心中を打ち明けている。エース左腕も今季は左肩痛で出遅れ、5月に骨片除去手術、股関節痛などに苦しみ、9試合で4勝1敗とローテ投手として貢献できなかった。

 ポストシーズンも2試合の先発で0勝1敗に終わり「結局はどう締めくくるかが重要だ。(リーグ)チャンピオンシップに出場できたのだからワールドシリーズもできたはずだ」と米メディア「カリフォルニア・ポスト」に悔しさをにじませている。昨年は左肩の手術で約4か月の離脱を強いられ、今季も3か月間も戦列を離れた。「ただ手術を受けたいから受けるというわけではない。僕は投げたいんだ。サイ・ヤング賞を取りたいんだ。投手としての自分の実力は分かっている。ただそれを十分に証明できていない。出場機会が少ないのがもどかしい」と投げたくてもできない歯がゆさを口にした。

 世間の自分への評価も肌で感じている。2度のサイ・ヤング賞受賞の輝かしい成績を残しながらも「僕はオールスターに一度も選出されたことがない。それがおかしいところだよ。誰かがケガをした時に選ばれただけなんだ。それはオールスターチーム入りとは全然違う」とポツリ。「僕が投げる姿を見て、優れた投手、素晴らしい投手になるためにどれだけの努力をしているか、みんなが想像する以上にずっと多いことを理解してほしいんだ」と素直な思いを吐露している。ケガに苦しんだことで本来の姿を見せられず、陰の努力もファンには伝わりにくい。結果を残し、MLBトップ左腕の威信を取り戻すしかない。