元NASA宇宙飛行士のチャールズ・デューク氏(91)は、UFOは天使に化けた悪魔と関係していると主張し、その根拠として聖書の一節を挙げた。米紙ニューヨーク・ポストが13日、報じた。

 デューク氏は1972年、36歳の時にアポロ16号の月着陸船操縦士として月面に降り立ち、史上最年少の月面歩行者となった人物だ。

 デューク氏は最近、キリスト教系放送局「クリスチャン・ブロードキャスティング・ネットワーク(CBN)」の番組に出演し、「主は、私たちが目にしているものは現実だとおっしゃっています。しかし、聖書には、悪魔は光の天使の姿を取ることができるとも書かれています」と語った。

 同氏は、悪魔が「私たちを真実から遠ざけようとしている」と主張。人々の関心を地球外生命体とされる存在へ向けさせようとしているという。

 デューク氏は以前から、UFOは悪魔的な存在だと考えていたものの、周囲には信じてもらえなかったと明かした。

「何年も前、私はUFOについて祈り、神にしるしを求めていました。UFOは悪魔的なものだと感じていたのです。しかし、ロータリークラブなどでそう話すと、人々に笑われ、まともに取り合ってもらえませんでした」

 そこでデューク氏は、自分の考えが正しいことを示すしるしを神に求めた。普段はUFOのような話題を決して口にしない親友の実業家が、翌朝、自分からUFOの話を持ち出したなら、それを自説が正しい証拠と受け止めようと考えたのだ。

 すると翌朝、その友人が「チャーリー、ちょっと来てくれ。UFOについて君と話したいんだ」と語ったという。

 さらに、聖書の「コリントの信徒への手紙二」11章14節に記された言葉によって、自分の考えに確信を深めたという。そこには「驚くには及びません。サタンでさえ光の天使に変装するのです」と書かれている。

 この一節で使徒パウロは、キリストの福音を説く真の使徒を装う偽使徒について、信徒たちに警告していた。デューク氏は、こうした偽使徒のように人々を欺く存在が、UFOとも関係していると考えているようだ。

「笑いたければ笑えばいい。しかし、これが神が私に示してくださったことなのです。私はその考えを変えるつもりはありません」

 ちなみに、デューク氏自身は月への飛行中、UFOや地球外生命体との遭遇を経験したことはないと語っている。