【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。米NASAが火星で撮影した夜明けの写真を公開して注目を集めました。ヤルダンと呼ばれる風食地形が鮮明に写っていてロマンを感じましたね。これらの地形を観測することで火星の環境変化の歴史を調べるそうです。

 宇宙はまさに未知の世界。無限の可能性が秘められていると考えると本当にワクワクしますよね。さて、そんなニュースに関連し、今週は地球外生命体をテーマにした映画「ディスクロージャー・デイ」を紹介します。

 メガホンを取ったのは巨匠スティーブン・スピルバーグ監督。地球外生命体に関する機密情報を得た2人の男女が、それを全世界に公開すべく奮闘する姿を描きます。

 スピルバーグ監督の映画は「見えないものを見る」が根底にあると僕は考えています。「ジョーズ」「未知との遭遇」「E.T.」「ジュラシック・パーク」…。彼の名作はどれも普段見えない、出会えないものとの遭遇を描いているんですよね。そしてそれを映画館という秘密の小部屋からのぞき見るわけです。サメなのか恐竜なのか地球外生命体なのか。そこの違いはあるんですけど、20代の時に作った映画と全く同じことを今もやってるんですよね。本当にぶれない監督です。

 技術が発達しても、心霊現象や怪奇現象、宇宙人や都市伝説などというオカルト的なものは根強く残っています。これらには人を引き付けてやまないロマンがあり、むしろユーチューブなどで大人気ですよね。結局、人間というのはこういう未知のロマンが大好きなんだと思うんです。ウソだ、デマだと言いながらも、やっぱり気になっちゃう。あのスピルバーグ監督でさえも、いまだに「こんな宇宙人が実はいて~」みたいな映画をエンタメのど真ん中で作っている。それを僕たちも喜々として見に行くんですからね。この映画を見ると、技術は発展しても人間が未知なものに対して抱く本能的なエンターテインメント性はまったく衰えることはないのだと感じました。そこを題材にした名作が今後も作られ続けていくんでしょうね。巨匠の超大作です。ぜひ劇場でご覧ください。