【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。カンテレ・フジテレビ系ドラマ「GTO」が9月28日に最終回を迎えましたね。反町隆史さん主演の大人気ドラマが28年ぶりに連ドラ復活。往年のファンにはたまらない3か月間だったことでしょう。
近年は映画もドラマも名作のリバイバルが少なくありません。そこで今回は、繰り返し映像化されている超名作ホラー原作を基にした新作映画「八つ墓村」を紹介します。映画は横溝正史さんの同名推理小説が原作。内定ゼロ、彼女なしの大学生が母の訃報を受けて探偵・金田一耕助とともに山奥にある「八つ墓村」を訪れ、不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく――というストーリーです。
今作のポイントは、「八つ墓村」ってなんでこんなにリバイバルされるんだろうという点です。これまでにテレビドラマ、漫画、舞台などそれぞれ複数回、作られてきました。
その理由はやはり、犯人を探すだけの物語じゃないということ。犯人が抱える悩みなどの人間ドラマをしっかり描いているんですね。あとはやはり八つ墓村って実際の事件をベースにしている作品なので、フィクションなのかノンフィクションなのかの境界があいまいだったりします。それが怖さを倍増させているので、何度もリバイバルされる名ホラーになっているのではないでしょうか。
今作は金田一が軸のお話ではないという点がもうひとつのポイント。田舎生まれの主人公をとりまく環境こそがメインテーマ。令和の時代に例えると親ガチャとか毒親とかいうんでしょうかね。世代間のギャップやそれによるトラウマみたいなものにすごく接続しやすい話になっていて、実は身近な物語なんだと感じます。
昔の村の人たちにとって祟りは本当に恐ろしいものだと思ってたんだけど、その祟りをトリックに取り入れたところもまたすごい。殺人をしましたという人が自分の殺しがバレてほしくないから祟りというものを使うというね。祟りを犯罪の隠れみのに使うところが真骨頂でした。
いろいろなホラー作品がありますが、人間が一番怖い。今作も非常に面白い結末となっていますのでぜひ劇場でご覧ください。












