高市早苗首相は13日、衆院予算委員会に出席。今年2月の衆院選で自身を応援しなかった地元2自治体(那須烏山市、那珂川町)の道路予算を「大幅にカットした」ことを認め、発言を撤回した簗和生農水相に対して「不適切で、本当にダサい」と厳しく批判した。

 衆院会派「中道」の中野洋昌衆院議員は、この日から与野党の本格論戦がスタートした予算委員会で簗氏の問題をめぐって「円滑な農政の行政に支障になっていると思います。適切な適性を持った方に代わっていただくべきではないか」と問うた。

 これに高市首相は「任命責任は私にある」として「大臣はそれぞれの行政機関に責任を持つ立場です。選挙での支援だとかに関係なく、公平、公正に予算を配分するのは当たり前のことで、それを仕切る責任者だと思っています」と話した。

「簗氏の地元での発言が事実であるとしたら、本当に不適切なもので、本当にダサいと思います。じゃあ、その人(簗氏)が農政行政を運営していっていいのかどうか、そういうことも含めてですね、これは私はしっかりと考えさせていただきますけども、まあ、現時点において農林水産行政や国会、国民のみなさまにもご迷惑をかけない形で、まずは自らの口で、しっかりと説明責任を果たしてもらいたい、これがまずやってもらいたいことです」と答え、これまでのトーンを変えて、簗氏の進退判断に初めて含みを持たせた。