元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が9日、読売テレビ「ニュースto」(月~金曜午後1時55分=全国)に生出演し、自治体の道路予算をめぐり「大幅に予算をカットした」と発言した簗和生農水相に対してコメントした。
簗氏は今年5月に行われた会合で、先の衆院選で自身を支援しなかった地元自治体に対し〝大幅予算カット〟を行ったと発言していた。
橋下氏は「『働きかけはなかった』と簗さんも国交省も言ってるんですね」と切り出し、栃木3区の主な道路予算(要望額に対する決定額の割合)の図を見ながら「重要なのは自治体が『予算が必要なんです』と言ったうちの何割予算が付いたかというところを見ると、(簗大臣を)応援したところは過去と比べても(決定額が)増えてるところばっかりで、応援しなかった方は、ものすっごい減らされてるんです。この数字を見れば、本人たちが働きかけが無いと言っても、そんなの誰も信用しません」と解説した。
「決定的に簗さんが権力者失格だと思ったのは、記者会見で『私には予算を減らす権限はないんです』って、今言ってるんですよ。じゃ、なんで(会合で)『俺が減らした』って言ったの? 自分に権限がないなら、そんなこと言っちゃいけない。できないことはできないと正直に言う政治家を僕は評価してます。できないのに『やるやる』と言う政治家、国会議員にもいっぱいいますけどね。予算を増やすことができる政治家なんて、ごく少数です。そんな力を持ってる政治家はいないのに、自分は力持ってるよって見せつける人はいっぱいいる。予算を減らすって嫌がらせを言う政治家もいっぱいいる」と語った。
さらに「僕も知事時代、敵対した大臣に『大阪の予算減らすぞ』って言われましたもん。全国の知事市長、そういうこと言われるのが嫌だからみんな国会議員にへーこらするんだけど、僕は『減らしてくれ。翌日、記者会見で全部ぶちまけてやる』って言ったら(予算が)満額ついてました。全国の知事市長は、国会議員の嫌がらせに負けずにSNSなどを有効活用して、国会議員と戦ったらいいんですよ」とハッパをかけると、それを聞いていたMCの村上信五は腰に腕を当て微妙な表情をしてみせた。












