簗和生農水相は13日、衆院予算委員会に出席。自民党の田村憲久元厚労相は簗氏が今年2月の衆院選で地元2自治体(那須烏山市、那珂川町)の道路予算を「大幅にカットした」ことを認めて発言を撤回した簗氏に対して「私は信じられない。ありえない話しなんですよ」と厳しく追求した。
高市早苗首相の肝いりで入閣した簗氏。田村氏の質問に対して「予算の減額をですね、求めていった事実は一切ございません。改めて不適切であったというふうに思っております。この発言をしたことに対して、改めて撤回して、そして不適切だったということを真摯に受け止めて、お詫び申し上げたいというふうに思っています」と改めて謝罪した。
簗氏をめぐっては、過去の衆院選で陣営が選挙公示日に開いた集会で、支持者を無料シャトルバルを送迎したことが「公職選挙法違反にあたる可能性」と一部で報じられていた。
「会場運営上、不可欠なものであると、そういう認識のもとで、利益供与や寄付を行ったということでは、一切ございません」と説明し、違法性を否定した。
午後からは衆院会派「中道」の民主改革の会・山岡達丸衆院議員が、シャトルバス問題に関する経緯に触れ、選挙において与野党の各陣営が参考にする「選挙関係事例判例集」を示した。
「午前中に大臣はこのことについて『スタッフが選管にバスを借り上げる前に確認し、会場費の一部として計上するという回答を踏まえて計上した』と、バスの借り上げをする前に確認したと答弁していますが、私たちの方で、栃木県の選挙管理委員会に確認させていただいた。このお昼休みに、丁寧にご回答をいただいた」として、栃木県の選挙管理委員会の見解を確認したと明かした。
その上で「(簗氏陣営側からは)問い合わせがあったとの記録は残っていない。担当者にも確認したが、その記憶もないと。(シャトルバスを)借り上げる前に(午前中の答弁で)確認したとおっしゃったが、これは虚偽答弁ですか」と追求した。
これに簗氏は「当時の経緯を私なりに確認したところ、選管に確認を入れました。照会をかけたというふうなスタッフの話があったので、その旨を答弁した」と陣営の証言を受けた答弁であったと主張したがズレが生じている。












