米国・WWEの第3ブランド・NXT(8日=日本時間9日、フロリダ州オーランド)が放送され、NARAKUがまさかの毒霧誤爆となった。

 元新日本プロレスEVILは4月からNARAKUとしてNXTに登場すると、NXT王座を標的に定めた。当時の王者トニー・ディアンジェロに2連敗したが、8月から27歳の新星シャイロ・ヒルと抗争を開始。前回対戦では、毒霧を噴きつけた右手でヒルの顔面を攻撃する奇策で、快勝している。

 米国動画配信大手「Netflix」(ネットフリックス)による初のNXT国内ライブ配信となったこの日は、ヒルとの再戦が実現した。序盤は体格で上回る新星の猛攻を浴びたが、バックドロップ一発で逆転。ネックブリーカーを決めて試合を優位に進める。だがヒルの反撃をくらって激しい打撃戦を展開した。

 新星からノーザンライトスープレックス、ダイビングラリアートを浴びるも、セントーンからバンシーマズル(変型フェースロック)で締め上げる。後方回転式セントーンで逆襲されたが、NARAKUはカウント2で返して必殺の毒霧噴射の体勢へ。ところが…ポイズンミストを研究し尽くしたヒルは、NARAKUの口を右手で強引に押さえて噴射を阻止する。

 ヒルに担がれたNARAKUは相手のは背後に着地して再びミスト攻撃を狙うも、かわされてレフェリーの顔面に誤爆してしまう。ブルーの毒霧まともに浴びたレフェリーはのたうち回りながら、NARAKUの反則負けを宣告した。

 1日の配信番組「WWEメインイベント」では戸澤陽の相棒オーティスと対戦しフォール負けを喫しており、公式記録上は2連敗。怒りのNARAKUは場外で殴り合いを繰り広げた。毒霧をめぐる〝闇の王〟と新星の抗争はまだまだ続きそうだ。