ドジャースは2日(日本時間3日)にタリク・スクバル投手(29)が3日(同4日)の本拠地ドジャー・スタジアムでのブレーブスとの地区シリーズ第1戦に先発すると発表した。5回戦制の超短期決戦だけに初戦の意味は重要だ。

 しかし、第1戦の試合開始予定時刻は3日午後1時(同4日午前5時)。気温は38度の猛暑が予想されている。地元紙「カリフォルニア・ポスト」は「スクバルにとってこの猛暑がどれだけ長くマウンドで投げ続けるかという疑問を呼んでいる」と報じた。

 米国国立医学図書館の研究によると、投手と打者が極めて暑い環境でプレーすると長打率、ISO(純粋な長打力)、四球数、ホームラン数が増えるという打者有利の傾向が出ているという。

 その上で「『The Brain Cooler』によると、極度の暑さは投手のパフォーマンスに影響を与える可能性があると指摘した」と付け加えた。

 具体的には投手はボールの握りやコントロールに苦労する可能性があるという。また、心拍数の増加、発汗、体液の喪失といった状態でプレーすることになり、脱水状態につながる可能性ある。そのため選手の健康にも影響を及ぼすという。

 同紙は昨季のスクバルは投球の38%が速球で、最速100マイル(約160・9キロ)だったことを紹介。「今週末、スクバルのプレースタイルは長所にも短所にもなり得る。球界屈指のパワーピッチャーとして知られるスクバルだが、速球に頼りすぎると序盤から疲弊してしまう可能性がある」と警鐘を鳴らした。

 大事なポストシーズンシーズン初戦で2年連続ア・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた実力を発揮できるか注目だ。