ジャーナリストの鈴木エイト氏が2日、文化放送「長野智子アップデート」に出演。大規模災害時の首都機能代替と経済圏の分散を目指す「副首都」構想関連法について私見を述べた。

 報道によると、副首都の指定要件を規定する政令案に、道府県内に全国人口の1・2%以上の市があることや、首都直下地震や富士山噴火で東京圏と同時被災しないことが盛り込まれる方向となったという。北海道、愛知、大阪、福岡の4道府県が該当するとみられる。

 メインパーソナリティーの長野智子から、副首都について意見を求められた鈴木氏は「結局でもやっぱり維新がすごくゴリ押しじゃないですけど、通したっていうことで、やっぱり〝大阪ありき〟みたいなのがあって。関西キー局の、向こう行った時の放送なんかを見てみると『これはもう大阪でなきゃいけない』みたいな。『絶対大阪で勝ち取るんだ』みたいな、すごい論調で盛り上がってて。『こういう空気感なんだ…』っていうのをちょっと感じたんですよね」とコメント。

 長野が「大阪ありきみたいな視点で見てみると、副首都って何なの?って」と応じると、鈴木氏は「大規模な災害があった時に東京の首都機能を(バックアップする)。大阪だと南海トラフがあったりとか、東京でもし地震なり被害があったら、当然大阪も…ってなってくると、それはどうなのかな?って感じはしますけどね」と首をかしげ「ある程度離れてないといけないってなると、北海道とか福岡とかっていう方がいいんじゃないかな…って言うと大阪の人に怒られるんですかね?」と苦笑した。

 さらに長野が「どれだけ財政支援していくのかっていうのも、まだ全然わかんない」と指摘すると、鈴木氏は「なんか先に副首都法案が通ったってことで、それに合わせてどんどんやってるみたいな感じ。〝間に合わせ感〟じゃないですけど。確かに必要な面はあると思うんですけど、どうなのかな?っていう気がしますけどね」といぶかしげだった。