まずは〝日本一〟奪還だ。カーリング軽井沢国際2日目(18日、長野・軽井沢アイスパーク)、女子1次リーグが行われ、五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレ(LS)がチーム三浦に7―6で勝利。通算成績を3勝1敗とした。

 先攻の最終第8エンド(E)にスキップ・藤沢五月(35)が最終投でまさかのスルー。4点を献上して延長に突入したものの、第9Eに1点を取って逃げ切った。試合後の藤沢は「カーリング人生で一生忘れないと思う。もう絶対に忘れちゃいけない。恥ずかしいくらいなので絶対忘れないようにしたい」と猛省した。

 今大会は松沢弥子、鈴木夕湖と藤沢の3人で出場。3人ならではの難しさと向き合いながらも、高いモチベーションで戦っている。昨季はミラノ・コルティナ五輪出場を逃し、日本選手権では無念の1次リーグ敗退となった。今季に向けてはミーティングなどを重ねて再出発を決断。「今まではグランドスラムや世界ランキングを意識していたが、今季は日本選手権で勝つことを目標に、そのためにシーズンをどう過ごしていくかをメインに置いている」と明かした。

 昨季限りで吉田知那美が退団。フィフスでチームに同行することもあった松沢が正式に加入した。新たな体制で挑むにあたり「今までのLSで積み上げてきたものをそのまま受け継ぐのではなく、新しいことにチャレンジする。少しでも疑問に思った部分や習慣でやってしまっていた部分を改めて、しっかり考え直したい」と展望を口にした。

 吉田夕は調整中で今後の試合から参戦する見込みだ。近年は若手の台頭が目立っているが「本当に去年の(日本選手権の)負けがすごく大きな出来事だった。それをしっかり乗り越えるために、そして(4年後のフランス・アルプス)五輪を見据えた成長という意味でも、今季は日本選手権にピークに持っていけるようにしたい」と気合十分。日本カーリング界をけん引してきたプライドを胸に、反撃ののろしを上げる。