F1レーシングブルズから3戦連続で緊急出場した角田裕毅(26)が、今季残りレースも継続して出場する可能性が高まってきている。
角田はレッドブルのアイザック・ハジャールが手首の骨折で欠場となった影響で、8月末のオランダ・グランプリ(GP)に姉妹チームのレーシングブルズから今季初出走し11位。続く6日のイタリアGPでは10位入賞を果たし、13日のスペインGPではスタート直後にカルロス・サインツに追突された影響もあり14位だった。
これでお役御免かと思われたが、次戦のアゼルバイジャンGP(決勝26日)に向けてハジャールの重傷説がささやかれており、今季絶望の可能性も出てきている。
そうした中、チャンピオン経験もあるレジェンドのニコ・ロズベルグ氏がハジャールの早期復帰は困難との見解を示した。
英紙「エクスプレス」は「2016年のF1チャンピオンであるロズベルグは、レース中にその部位にどれほどの衝撃がかかるかを説明する際に、ストロールのケースを引き合いに出した」と伝えた。
ロズベルグ氏は英スポーツ専門放送局「スカイ」で「手首を負傷した状態で運転するのは本当にひどい」と強調した。
「数年前、ランス・ストロールが信じられないようなことをやってのけたのを見たことがあるが、Gフォースなどを考えると、それは非常に極端なことだ。あまり意識しないかもしれませんが、ブレーキをかけるとシートベルトで体が前に投げ出され、ハンドルに押し付けなければならない。そうしないと体が前に飛び出してしまい、シートベルトでぶら下がったままの状態にはなりたくないからだ」とF1レースでは手首にすさまじい負荷がかかると指摘。「つまり、ハンドルをものすごく強く押しているわけだ。手首を骨折していたら、そんなことはできない。痛みがひどすぎるからだ」と説明し、時間をかけて治さなければ運転はできないと分析した。
見切り発車で再び負傷すれば今後のドライバー人生にも影響しかねないだけに、レッドブル側も慎重に回復させる方針を示している。角田の参戦はまだ続きそうなムードになってきた。












