女優の鈴木京香が9日、都内で行われた映画「キリコのタクト~YELL~」(10月2日公開)完成披露上映会に登場した。

 この映画は、第76回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部課題曲として制作された、いきものがかりの大ヒット曲「YELL」から誕生した物語。鈴木演じる伝説の音楽教師・原田貴理子と、彼女に人生を導かれた教え子たちの愛と絆を描いたヒューマンドラマだ。

 映画で鈴木は、指揮とピアノに初挑戦。「先生として指揮をするので、いわゆるマエストロではないんですけど、やってみたら難しくて」と苦笑い。「一生けん命歌う皆の顔を見てると、つい指揮が遅れちゃったりした」と明かした。

 ピアノも「全く弾けなかったので相当練習した」といい、「おかげで1曲弾けるようになった」と充実感を漂わせた。

 音楽教師を演じたが鈴木自身、学生時代は「音楽がすごく苦手だった」と告白。それでも出演しようと思った理由は「キリコ先生の生徒に対しての愛情の厚さ。いいなと思ってしまった」と語った。

 イベントには、生徒役の藤原大祐、井頭愛海、田辺桃子、西垣匠も登場。井頭は「心が温かくなる作品」、西垣は「先生が皆に才能があると思った理由が面白い」とアピール。藤原は「(鈴木は)道しるべだった」といい、田辺は「キリコ先生の関西弁が大好き。バシっと背中を押された気持ちになる」と話した。

 これに鈴木は「皆の心に土足でドカドカ踏み込む先生だった。とにかく厚かましい先生でしたね」と振り返っていた。