経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が3日、「山崎香佳のええなぁ!」(大阪・MBSラジオ)に生出演し、中道改革連合の分裂と政党交付金の行方について言及した。

 今年1月に高市早苗首相が電撃解散を表明したことを受け、立憲民主党と公明党が新党「中道改革連合」を結成。しかし公示前の167議席から49議席に減らす大惨敗を喫した。

 先月28日、立憲の水岡俊一代表は国会内で行った中道の小川淳也代表と公明党の竹谷とし子代表との党首会談で、中道、公明両党との合流見送りを伝達していた。

 その後、小川代表は8月31日の立憲、公明両党との党首会談で「新たな形態を目指す」として合流を断念。現在、中道にいる立憲出身の衆院議員たちの動向に注目が集まっている。

 7か月で分裂した中道について須田氏は「実を言うとその時(新党結成時)に参議院の体制が整ってないから選挙(2月の衆院選)が終わったタイミングで3党が合流しましょうねということは、3党間の合意事項だったんです。着々と協議を進めていくべきだったんですけど、結果的にボロ負けに負けたものですから、『一緒になっても自分たちにとってメリットはない(選挙に勝てない)よね』と特に参院の立憲サイドは、そういう思いに至ったんです」と解説した。

 2月の衆院選時を振り返り、国民にも「選挙互助会だなと見透かされたんじゃないかな」と推察した。

 中道の政党交付金について、「今月末にも臨時国会が始まります。そこへ向けてスッキリした形で新党の体制を整えておきたいんですが、政党交付金を国会議員数に応じて分けようとすると分党(1つの党を2つに分ける)という作業をしなければいけないんですよ。われわれの血税が元になっている政党交付金をキチンと分けていこうとするととんでもない作業が必要なんですね。間に合わないんですよ」と説明。

 続けて「(臨時国会)前にやろうとすると分派だが、それだと政党交付金が分けられない。国会途中でスッキリした形になるのかな。国会で仕事しろよ、お前たちって言いたくなりますけどね」と語った。