ジャーナリストの石田英司氏が2日、「山崎香佳のええなぁ!」(MBSラジオ)に出演し、千葉の集中豪雨にまつわる車両保険について解説した。

 先月13日、千葉県を襲った集中豪雨で、車両などが水没する被害が多発した。損害保険大手4社によると、今回の災害に起因する車両保険申請件数が1万3千件を超えたという。

 自動車保有者の53%が車両保険に入っていないと解説した石田氏は「車両保険に入ってると水没しても上限が決まっていると思うが補償されます。1万3千台というのは、すごい数で。ここに北陸(豪雨での被害車両)が入ってくるから1万6千(台)いくと思う」とし、車両保険に入っていても津波や地震の被害は補償対象外だと補足した。

 自動車保険は年々値上がりしている。「車両保険以外の対物、対人、同乗者保険とか、この2年間で16%くらい上がってる。事故はものすごく減ってる、(自動車メーカーが)安全対策してるから。いろんなセンサーやら何やら付いているから、事故ったときの修理代が高いんですよ。昔はバンパー取り替えたら終わり、今はバンパーの裏にセンサーやらカメラやら色々付いてる、直す人の人経費も上がってる。直す時間もかかるから台車代も高くなる。円安で部品も高くなってる。医療費も上がってるんですよ」とし、同じ理屈で来年から車両保険も値上がりすると語った。

 さらに日本の保険会社独特の仕組みについて「(保険会社が)車両保険でいっぱい保険料を支払わなきゃいけないと、車両保険に入ってない人の保険料(対人、対物、同乗者など任意の自動車保険の料金)まで上がるわけ。車持ってない人は関係ないですよ」と解説した。

 最後に「実は、ほとんどは自賠責で何とかなる」とぶっちゃけた。