英国に帰国したヘンリー王子は「新しい仕事」として「専業主夫」の役割りを担うという。明らかに世論に迎合しようとする試みと見られており、王室ファンが多くの疑問を投げかけているという。英紙エクスプレスが1日、報じた。
報道によると、ヘンリー王子は、家族が6年間の米国滞在を終えて英国に帰国を果たしたことに際して「専業主夫」の役割を最優先するという。
2020年にメーガン妃と共に王室の公務から退いたヘンリー王子は数年間、非営利団体やスタートアップ企業で様々な役職を務めてきた。しかし、最近の公の場での発言を見る限り、彼は7歳のアーチー王子と5歳のリリベット王女の父親として知られたいと考えているようだ。
ヘンリー王子は7月にジョー・マーラーのポッドキャスト番組で、妻が苦戦しているライフスタイルブランド「アズ・エヴァー」の立て直しに励む一方で、父親としての役割が最優先だと語っている。
そのメッセージは、人々の共感を呼ぶように意図的に仕組まれていると同紙は見ている、チャールズ国王の末息子であるヘンリー王子が、思いやりがあり家庭的な一面を際立たせている。しかしこれは王子が英国での生活に復帰するにあたり、今後も意図的に発信し続けると想像させる姿勢であり「自分の育った場所を子供たちに見せる」という王子の発言からも、その姿勢はすでに示唆されている。
もちろん、ヘンリー王子は愛情深い父親であり、アーチー王子とリリベット王女を英国で育てたいという願望は、故郷への郷愁と、子供たちが幼少期の大半を米国で過ごしたことへの後悔に根ざしているのかもしれない。
しかし、王子を模範的な「専業主夫」と見なすことへの反発は、王子ののイメージと置かれた状況の現実との距離に根ざしている。王室ファンはこの動きへすでに反発心を抱いて激怒しているという。
ヘンリー王子夫妻が乳母やその他の家事スタッフを雇っているという報道は以前からあったが、推定総資産が4500万ポンド(約97億円)にも上る夫婦にとって、これは決して珍しいことではない。しかし、この事実は、日々の育児を1人で担う「専業」の親というイメージとは相容れないというのが一般的な見解だ。
ヘンリー王子とメーガン妃が、自分たちを宮殿、マスコミ、そして世間の無辜の犠牲者であるかのように描いた軽率な描写と同様に、王子をごく普通の父親として描く見方は、世間がそのイメージを額面通りに受け入れることは「過大評価」につながると見られている。












