英国に帰国したヘンリー王子とメーガン妃は、1400万ドル(約22億3000万円)相当の米カリフォルニア州モンテシトの豪邸から、何の騒動もなく引っ越したという。米ニュースサイト「ぺージ・シックス」が30日、報じた。

 ヘンリー王子夫妻が衝撃的な決断を下して英国に戻った後、近所の人は、2人は「騒ぎ立てるのではなく、ひっそりと去っていった」と語っているという。

 ある近隣住民は「引っ越しトラックもパーティーも何もなかった。ある日彼らはここにいたのに、次の日には英国に戻っていたんだ」とデーリ・メール紙に語っている。

 またモンテシトの住民で作家のロバート・エリンガー氏も、ヘンリー王子とメーガン妃は裕福なコミュニティに決して溶け込んでいなかったという意見に賛同している。

 同氏によると「彼らを見かけたことは一度もありません。ニュースで報道されなければ、彼らが去ったことに誰も気づかなかったでしょう」という。

 別の隣人であるスーザンさんは、ヘンリー王子が自転車に乗っていたり、メーガン妃がレンジローバーを運転していたりなど、ほんの一瞬の出会いしかなかったと話した。彼女は、2020年に夫妻が邸宅に引っ越してきた際に歓迎の贈り物を送ろうとしたが、冷たい反応を受けたという。

「彼らを歓迎するために玄関先にワインを置いておいたのですが、翌日には未開封のまま返送されてきました。彼らは億万長者か有名人、あるいはその両方でない人とは付き合いたくなかったのかもしれませんね」とスーザンさんは回想した。

 またヘンリー王子とメーガン妃が近所に住んでいたことを示す痕跡は、地元の場所からほぼすべて消え去ったという。例えば、地元書店「ゴッドマザーズ」では、メーガン妃のブランド「アズ・エバー」の商品や、ヘンリー王子の2023年の回顧録「スペア」はもう取り扱っていない。

 一方、地元ブティックオーナーのウェンディ・フォスターさんは、メーガン妃は常に「とても礼儀正しかった」としながらも、7歳のアーチー王子と5歳のリリベット王女ら子供たちを連れてヘンリー王子の故郷に戻りたいという気持ちは理解できると述べた。

「こちらでは、彼らとその子供たちは社会的地位という点ではあまり意味を持たない。英国では彼らの称号は大きな意味を持つからです」。

 8月に同サイトがモンテシトの近隣住民に改めて話を聞いたところ、ある関係者は、夫妻が英国に戻るという決断を「これ以上ないほど喜んでいる」と語った。

「モンテシトは非常に静かでプライベートな場所なので、ここに住む多くの人々は、もう少し静かな状態に戻ることを喜ぶだろう」とある情報筋は推測している。

 しかし、別の隣人は率直に「せいせいしたよ!」と語っている。関係者によると、ヘンリー王子夫妻は「肩書きを理由に友人や知人から常に大げさな便宜を求め、彼らやモンテシトの地域社会に何も還元しない」ため、多くの人々が夫妻の移転を「喜んでいる」という。

 同関係者はさらに「町の人々は、彼らの特権意識と終わりのない騒動にうんざりしていた」と明かした。しかしメーガン妃は英国と米国を行き来する生活を考えているという報道もあり、再びモンテシトに姿を見せる可能性もある。