さとうさおり(佐藤沙織里)都議が29日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、議員辞職を表明した。

 さとう氏は「皆さん、お久しぶりです。突然のご報告にはなりますが、このたび、議員辞職をすることになりました。任期の途中でこのような報告をすることになってしまい、今まで応援してくださっていた皆さま、支援してくださった皆さまには大変申し訳なく思っています。心よりおわび申し上げます」と切り出した。

 さとう氏は昨年6月の都議選千代田区選挙区で無所属ながら当選し、〝減税メガネ〟として話題になった。

 任期は約3年残っているが、「理由としては今後の人生に大きく大きくかかわる事情が重なりまして、議員そして議員生活をこれまでと同じように継続することが困難となったためです。今まで以上に命を優先し、今を生きる活動に入ります。個人的な事情をどこまで公にすべきか悩みました。しかしながら私だけにかかわる部分でない部分もあるために詳細については公表を差し控えさせていただこうと思っています」と説明した。

「決して政治に対する思いがなくなったとか今までの課題意識がなくなったとか日本を変えたいという気持ちがなくなったというわけでは全くございません。議員という活動を考えた時、今ある命を考えた時、議員は何人もいます。そしてもし仮にまた始められることがあるのだとしたらそのタイミングで始めることもできます。しかしながら命は一つしかありません。今回はその命を優先し、今を生きる活動を優先させていただくことと決断いたしました」と理解を求めた。

「政治の世界は去りますが、一民間人として、情報発信を自分のペースでできる限りでこれからも続けていきたい。政治団体に関しては5300名ほど登録してくださっているが、無期限の休止とさせていただく。また戻ってくることがあれば、その時は再度、皆さまと一緒にやっていけたらなと思っている」と政治団体に関しても活動休止になるという。

「議員という仕事はただ議席にとどまっていればいいものではなくて、やはり都民の皆さまから付託をいただいている以上、責任を十分に果たせる状態でなければならない。責任と今置かれている状態を勘案した結果、任期途中ではあるが、議席をお返しする結論に至った。まだまだやり残したことがないといえばあるが、日本を変える活動は政治家だけでなくて、一民間人の立場からもできると信じている。またいつの日か一緒に日本を変えていくことができる日が来たらいいなと思いながら、精一杯の活動をしていきたい」と述べた。