大ヒット漫画「聖闘士星矢」「リングにかけろ」などで知られる漫画家の車田正美氏(72)と、同氏が代表を務める「車田プロダクション」などの関連3会社が横領被害に遭ったとして、元経理担当のマネジャーの男性らを相手取り、計約28億9千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたことが2日、分かった。
元マネージャーらは2018年~2024年の間、会社の預金口座から無断送金したりしたなどとしている。
車田氏は20歳で「週刊少年ジャンプ」で「スケ番あらし」でデビュー。「リングにかけろ」「風魔の小次郎」「聖闘士星矢」といった名作を立て続けにヒットさせ、熱い熱量を持つ独自の作風で、人気漫画家として一世を風靡した。
その後も「週刊少年チャンピオン」で「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」を連載したほか、デビュー40周年を迎えた2014年には29年ぶりとなる「男坂」の連載再開や自伝的作品「藍の時代 一期一会」を手掛けるなど、精力的な創作活動を続けている。半世紀近くにわたりマンガ界の第一線で実績を築いてきた巨匠を襲った巨額被害の訴訟だけに、今後の裁判の行方に大きな注目が集まりそうだ。












