タレントだった故仲本工事さんの内縁妻で歌手の三代純歌(58)が週刊新潮、女性自身を相手取った控訴審で、タレントの加藤茶(83)らの証人尋問を申請することが分かった。純歌側が取材に明かした。実現すれば加藤が出廷し、証言することになる。

 純歌は取材に対し、苦渋の思いがあったと話した。

「世間では『なぜ加藤茶氏本人に聞かないのか、それがすべてではないのか』といったSNSなどのコメントが多数を占めています。〝原告側から真実を証明する〟ため、代理人である喜田村洋一先生に証人尋問の申請をお願いしました」

 自身の代理人の喜田村洋一弁護士らと協議。加藤らの証人尋問を東京高裁に申請することを決めた。喜田村弁護士は名誉毀損訴訟に強いことで知られ、2024年にあったダウンタウン・松本人志の訴訟では週刊文春側の代理人を務めた。

 どうして加藤なのか。仲本さんが22年、横浜市で交通事故に遭って同市内の病院に搬送された際、純歌は加藤から事故原因は純歌にあると叱責されたなどと新潮、女性自身、週刊女性に報じられた。純歌はこれらで名誉毀損されたとして週刊誌3誌の発行元を東京地裁に提訴。今年3月の判決で新潮側、女性自身側にはそれぞれ勝訴したが、加藤から叱責されたと伝えた報道について真偽が明らかにならず、主張が認められなかったとして同月、東京高裁に控訴していた。

 今後行われるこの2誌との控訴審で加藤の証人尋問を申請。東京高裁が申請の採否を判断し、採用されれば加藤は出廷し、証言することになる。

 純歌は取材に対し、証人尋問申請は加藤らに「申し訳ない気持ち」があるというが、「事実を証明できるのはこの方たちしかいないということをご理解いただきたいと思います」と説明。自身の立場として「加藤茶さんは私に怒鳴っていません。『こうなったのはお前のせいだ』と言われた事実もありません。そのような場面を見た人も、一人もいません」と改めて主張した。

 今年5月、東京高裁であった週刊女性側との控訴審判決では控訴棄却され、敗訴。週刊誌3誌との訴訟は現在、2勝1敗で勝ち越している。