第2シーズンも好調な俳優・堺雅人(52)主演のTBS系日曜劇場「VIVANT」の劇場版が、12月4日全国公開で調整されていることが分かった。現在放送中の連ドラは異例の2クールで、11月中旬に最終回の予定。その余韻に浸る間もなく、映画公開で一気に畳みかける算段だ。関係者はすでにソロバンを弾いているという。
「1話1億円」の制作費とも言われるVIVANT。堺をはじめ、役所広司や阿部寛、二宮和也、松坂桃李、二階堂ふみなど主演級キャストが集まった超大作だ。
同作は自衛隊の影の諜報組織「別班」の一員である堺演じる乃木憂助の活躍を描く。2023年7月に日曜劇場で放送された第1シーズンは最終回で平均世帯視聴率19・6%を叩き出した。
7月26日にスタートした第2シーズンは、前作から物語がひと続きになっているという解釈で、初回が第11話という扱い。メガホンを執る福澤克雄監督はこれだけ世の中でバズっても「赤字です」と主張しており、業界関係者の間でも「どこで取り返すのだろう」と不思議がっていたが…。
「実はVIVANTの映画化はすでに決まっていて、最終回のあとすぐに公開されるスケジュールを組んでいます」
そう語るのはTBS関係者。劇場版をもってVIVANTは完結するという。
現在放送中の第2シーズンは全14話、第1シーズンから換算すると第24話で最終回を迎える。途中、9月にTBSが32年ぶり日本開催となる「アジア大会 愛知・名古屋2026」を中継するため、3週間ほど放送が空く。最終回は11月中旬。その後、特番を挟んで12月4日に劇場版を公開する方向で調整が進められているという。テレビ関係者の話。
「ドラマは映画につながるような終わり方になるのでは? そうでないと製作する意味がない。これだけ話題になっているのだから、興行収入は数十億円規模。赤字分を一気に回収できるかもしれないね」
ドラマの視聴率も堅調だ。第2シーズン初回(7月26日)の平均世帯視聴率は18・8%を記録。前出のTBS関係者によると「第1シーズンの全話の平均世帯視聴率は14・3%で、まずはそこが目安でした。それを大幅に上回る滑り出しとなり、局内は歓喜に包まれたそうです」という。
その後の平均世帯視聴率の変遷は第12話(8月2日)16・4%→第13話(同9日)15・1%→第14話(同16日放送)16・6%→第15話(同23日放送)15・2%で、5話連続で15%超の数字を維持している。
このほか、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では11話と12話の無料配信再生数が、ともに1000万回の大台を突破。同ドラマは伏線が張り巡らされ、考察ブームが起きており、何度も見返す視聴者が続出しているようだ。
同関係者は「テレビ離れが進む中での15%超の視聴率は誇れるものだし、TVerの再生回数は記録的。スタッフは劇場版を念頭に『これはイケる』と日増しに自信を深めています」と指摘する。
すでにドラマの撮影は終了。ここから怒涛の展開となり、そのまま劇場版になだれ込んでいく――。まだまだ〝VIVANT祭り〟は続きそうだ。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)












