俳優の宇梶剛士が24日、大阪市内でドラマ「GTO」(月曜10時=カンテレ・フジテレビ系)の取材会に出席した。

 本作は漫画家・藤沢とおる氏の人気作「GTO」を原作とした学園ドラマ。1998年に反町隆史が主人公・鬼塚英吉を演じ、社会現象を起こした。そして今回、28年ぶりに令和ならではの価値観や社会背景を取り入れた完全新作ストーリーだ。

 宇梶は鬼塚が再就職した私立誠進学園の校長・大久保安博を演じている。「今までも役者やってきたんだけど『やったね。出世したね』ぐらいの感じ」と満面の笑みを見せた。

 主演の反町について「他人を緊張させない人。撮影現場は本当に雰囲気いいですよ。リラックスできる環境を作れる人なんでしょうね」と絶賛した。

 同作に出演する学生の俳優は全て現役高校生をキャスティングしている。

「かつて高校生だった者として気楽な感じで(高校生たちに)会えてる。僕の下の子が25歳なので、子供と話してる感じ」と話し、続けて「僕が若いころ、大人が嫌いだった。(言葉の)キャッチボールができない大人が多かった。そうなってたまるかと思いながら演じられる。今回、そういう機会を与えてもらったのかなっていう風に思います」と感謝をにじませた。

 撮影の合間に美輪明宏さんの訃報を聞いた。「美輪さんは自分にとって、とても大きな人。おふくろ(母親)みたいに思ってました」と振り返った。

 20歳のころから美輪さんに「仕事を大事にしなさい」と教えられてきたという。「昔だったらビービー泣いてたんじゃないのみたいな、過去の自分を振り返って、少しは職業人としても大人になれたのかなと思った」と偲んだ。