元英国内務省大臣のマイク・タップ氏は、ヘンリー王子、メーガン妃と2人の子供たちについて、英国における警備体制について早急な決定を下すよう強く求めた。英GBニュースが2日までに報じた。

 現在も下院議員であるタップ氏は、GBニュース王室特派員キャメロン・ウォーカー氏とのインタビューで、ヘンリー王子一家の警察警護について、一刻も早く行動を起こして迅速な決定を下すよう関係当局に促した。

 ヘンリー王子夫妻はロンドン郊外の極秘の邸宅で英国での新生活を始めており、2人の子供は今週にも英国の私立小学校に入学する予定と報じられていた。

 現在、英国政府がヘンリー王子に提供しているのは、警察との連絡用電話番号のみである。2020年に王子が公務から退くことを選択した際、警備体制は縮小され、その状況はいまだに続いている。

 イラクとアフガニスタンで3度の作戦任務を経験した元情報分析官でもあるタップ氏は、ヘンリー王子夫妻が英国での子供たちの学校への送迎、公の行事への出席など決まった生活リズムを確立するにつれて、家族への危険リスクが高まる可能性があると警告した。

 内務省の委員会において、個人が受けられる税金による保護のレベルを決定する王族・要人警備執行委員会(Ravec)は、個人に対する具体的な脅威やリスクなどについて警告するヘンリー王子について最新のリスク管理委員会の報告書を評価していると見られる。

 タップ氏は「彼らには速やかに決定を下すよう強く求めます。独立した立場で、証拠に基づいて判断を下さなければなりません。しかし、迅速な対応が必要だと言う理由は、彼らが国内に入った今、生活パターンを確立し始めるからです。子供を学校やレジャー、社会活動に連れて行くなど、それが脅威をさらに高めることになるのです」と指摘した。

 さらに同氏は決定の遅れの原因が過剰な官僚主義にあるとの指摘についてはコメントを控えるとしつつも「彼らがどれほどの仕事量を抱えているのかは分かりません。私は監督していませんでしたし、私の責任範囲や担当分野ではありませんでしたが、とにかく早く進めてほしいと思います」と進言した。

 タップ氏はヘンリー王子は王族としての地位が続いていること、そしてアフガニスタンに2度、派遣された著名な退役軍人であることから「永続的な脅威」に直面する可能性が高いと警告している。