男子ゴルフの大スター、タイガー・ウッズが3月に起こした自動車事故をめぐり、司法取引に応じて5年間の運転免許停止処分を受けることになったことについて、ドナルド・トランプ米大統領がコメントした。米誌ピープルが2日、報じた。

 2日、ホワイトハウスの大統領執務室で、記者がトランプ氏に「今日、フロリダ州で成立した司法取引についてどう思いますか。タイガー・ウッズは、逮捕された際にあなたに電話したことで知られていますが、5年間の運転免許停止に同意しました」と質問した。

 トランプ氏は「私はタイガーをよく知っている。素晴らしい男だ。彼はいろいろな意味で特別な人間だ。特にアスリートとしてそうだが、人間としてもそうだ」と切り出した。

 さらに、ウッズが長年悩まされている腰痛に触れ、「彼はひどい痛みに苦しんでいる。非常に厳しい状況だ。というのも、彼からアルコールは検出されず、検査でもまったく陽性反応が出ていない」と指摘。「腰の状態が非常に悪く、私に言わせれば良くない医師だったと思うが、彼は腰の手術を受け、それがうまくいかなかった。痛みがあるから鎮痛剤を服用しているというのは、本当に厳しい状況だ…。今回の処分は非常に公平だったと思う」と話した。

 続けて「これからは誰かに運転してもらうことになると思う。私はずっと前から彼に『誰か運転してくれる人を雇ったらどうだ』と言っていた。だから今後は誰かに運転してもらうことになるだろう」と語った。

 トランプ氏の発言に先立ち、ウッズは2日、フロリダ州マーティン郡の裁判所に出廷。3月27日に起きた交通事故をめぐる事件で、従来の無罪答弁から一転し、軽減された罪について「不抗争(ノー・コンテスト)」を答弁した。

 司法取引により、ウッズに対するDUI(酒気・薬物影響下での運転)の罪は、無謀運転と不注意運転の罪に軽減された。裁判官は1000ドル(約15万円)の罰金を科すとともに、ウッズの運転免許を5年間停止するよう命じた。

 ウッズはこの日、交際相手のバネッサ・トランプ(トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニアの元妻)とともに裁判所に姿を見せた。