ナ・リーグ西地区のジャイアンツが1日(日本時間2日)、敵地でのパイレーツ戦で衝撃的な敗戦を喫した。
誰も予想できない試合展開だった。先発したウェブは3回途中9失点の大炎上でKO。打線は2点を先制された直後の2回に相手先発・スキーンズから一挙5点を奪って一時逆転に成功し、5回途中でマウンドから引きずり降ろした。メジャーを代表する好投手の投げ合いがまさかの乱打戦となり、両軍の救援陣も失点を重ねて8回終了時には「12―12」というあまりお目にかからないスコアとなった。
そして、試合の終わり方も衝撃的だった。ジャイアンツは9回の守備で二死一、三塁のピンチを背負い、二遊間へのゴロを試合途中から三塁に守備位置を変えていたオスレイビス・バサベ内野手(25)がキャッチ。慎重に足を運びながら一塁に送球したが、まさかのワンバウンド。一塁手・ディバースのグラブもすり抜け、三塁走者がサヨナラのホームを踏んだパイレーツ側ではプラスチック製のコーンがグラウンドに持ち込まれ、ウオーターシャワーがぶっかけられまくるお祭り騒ぎとなった。
結局、両軍計35安打が乱れ飛び「12―13」で決着した試合は、この日初めての失策で完結。「MLB公式サイト」は「何という展開だ! パイレーツは3回に9点を奪うも6点のリードを守り切れず…サヨナラエラーで勝利を収めた」と衝撃を伝えた。
地区4位に低迷するジャイアンツは57勝82敗の借金25。悪送球が敗戦に直結したバサベはショックのあまりしゃがみ込んだまましばらく動けず、ナインに肩を抱きかかえられながらグラウンドを後にした。米メディア「クラッチ・ポインツ」は「ジャイアンツにとって、これは間違いなく痛手となる敗戦だ。すでに積み重ねてきた敗戦があるとはいえ、この敗戦を乗り越えることは容易ではない」と報道。あまりにも好対照の幕切れは、ワンプレーの重みを物語っていた。












