DDT30日の後楽園大会で、勝俣瞬馬(33)がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛から一転、即座に陥落した。
エクストリーム、アイアンマンの両王座を保持する勝俣は、ダブルタイトルマッチで隈取を迎え撃った。試合は、オーバー・ザ・トップロープルールに加え、打撃などを除く同一の技を2度目に使用した瞬間に反則負けとなる特殊なルールで行われた。
勝俣はショルダータックルやボディースラムと次々に技を重ねた。一方、アクロバティックな動きを見せる隈取に翻ろうされ、あわやリングから転落しかけた。何とかこらえてロープ越しの断崖式ブレーンバスターを狙ったが、逆にブレーンバスターでリング内に投げ戻された。
大技を次々に繰り出した両者は、エルボーや丸め込みでの攻防を展開した。粘る隈取からエルボーの乱れ撃ちにあったが、強烈なラリアートを振り抜いて形勢逆転。追い打ちをかけるようにボディースラム、トップコーナーからのボディープレスと技を重ね、最後はジャーマンスープレックス・ホールドで3カウントを奪った。
初防衛に成功し、試合後のマイクで「僕も全部を出さなきゃ、危うく負けるところでした」と隈取の健闘を称えた。どちらからともなくハグを交わし、ハッピーエンドかと思いきや、一瞬のスキを突かれ、首固めで押さえ込まれてしまったのだ。横取りに成功した隈取は「オイ、これもプロレスだろ。オマエが教えてくれたじゃねえか。ありがとな」と吐き捨て、控室に消えていった。
防衛から一転、王座陥落となった勝俣は「やったことがちゃんと自分に返ってきた。俺も一歩大人になりました…」と肩を落とす。しかし「このエクストリーム王座を取ったからには、強い者、怖い者から逃げずに戦いたいと決心しました」と次期挑戦者にBASARAの中津良太を指名。今林久弥GMも了承し、9月27日新宿大会でのV2戦が決定的となった。













