全日本プロレス29日大田区大会の3冠ヘビー級選手権試合で、王者・宮原健斗(37)が安齊勇馬(27)の挑戦を退け、9度目の防衛に成功した。
前哨戦で熱戦を繰り広げてきた両者は、この日も意地の張り合いを見せる。安齊からジャンピングニーを食らえば、宮原もヒザでやり返す。場外戦でもド派手に戦い、宮原はリングポストに顔面をたたきつけられた。
一進一退の攻防が続いたが、最後は宮原がシャットダウンスープレックスで3カウントを奪い、31分34秒の激闘に終止符を打った。リング上で宮原は両拳を突き上げて吠えた。
そしてマイクを握り「安齊勇馬、あなたと戦えて最高の夏だったぜ。そして今日、皆さんの前で宣言する。今日から全日本プロレスは、二大エースの誕生だ!」と言い切る。さらに「安齊勇馬、世界一カッコいい男に、世界一カッコいいハートの持ち主だな。次はこのベルトを懸けて、二大エースがどんなシチュエーションでこのリングに上がるのか、楽しみにしてるぜ」と呼びかけた。
敗れた安齊はバックステージで「クソ、クソ! 届かなかった。宮原健斗に、3冠のベルトに届かなかった。これが宮原健斗の積み上げてきたもので、宮原健斗の覚悟か」と唇をかみしめる。
その上で「俺は宮原健斗の言った二大エースに満足するほど、いい子じゃない。未来を語るのは好きじゃないけど、ちょっと時間がかかるかもしれないけど、全力で全日本プロレスのてっぺんに立つから。それまで俺のことを待っていてほしい」と、ファンに向けて再起を誓った。














