女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王者・青野未来(36)は名実ともに団体の顔となるため、女子レスラーナンバー1の座を見据えている。

 28日の後楽園大会で真夏のシングルリーグ戦「DREAM STAR GP」が開幕。前年覇者の青野はリーグA初戦で松井珠紗と対戦し、激闘の末に15分時間切れで引き分けとなった。

 青野は21日に36歳の誕生日を迎えたばかり。大躍進を遂げた35歳の1年を振り返り「DREAM STARを優勝して、赤いベルトを取って、本当にいろんな結果を残せたので、自分にとっては大きな期間になった」と充実感を漂わせた。

 だが、マリーゴールドのさらなる発展を望むエースに満足の色はない。「先頭で引っ張ってきたという思いはあるが、まだ〝顔〟になり切れていないのも自覚している」と自身を厳しく見つめ、「若手がすごく伸びてきている中で、自分はその分もっと上に行かなければいけない」と貪欲な姿勢を見せた。

 すでに団体の頂点に君臨する青野の36歳の目標は「リーグ戦連覇」と「2冠の達成」だ。「マリーゴールドにも欲しいベルトはたくさんある。自分をもっと知ってもらいたいというのでよそに目を向けるのもありかな」と他団体への侵攻を示唆すると、「初代をかけたランブルに出たことがあり、天麗皇希、岩谷麻優が巻いて、今はMIRAIのところにあるので、そのベルトはすごく興味がある」とGHC女子王座に狙いを定めた。

「全然衰えは感じない。むしろ試合数が増えてタフになっている」と語る赤いベルトの王者は、「有言実行の女として、年齢を重ねるごとにどんどん記録を作っていきたい」と力強く宣言。飽くなき野望を胸に、真の象徴へと突き進む。