NFLのレイダースと契約し、日本人初のロースター(登録選手)入りを目指すキッカー(K)の松澤寛政(27)は、27日(日本時間28日午前)に行われたプレシーズンの49ers戦で出番がなかった。3試合のプレシーズン戦の最後にチャンスをもらえず、快挙実現は厳しくなってきた。レイダースは12―18で敗れた。
後半第3クオーター(Q)のキックオフ、松澤の姿はなく、Kのポジションを争うマット・ゲイがボールを蹴った。これまでは前半がゲイ、後半に松澤が出ていた。プレシーズン戦とはいえ開幕が来月に迫る状況で、安定したプレーを重ねてきたゲイが優先された形となった。
ゲイは第1Qに37ヤードのFGを決め、チームは3―0と先制。さらに53ヤードも成功し、第2Qには45ヤードも通した。第3Qに54ヤードをわずかに外すも、第4Qの48ヤードも任され、期待に応えた。試合は互いの守備陣が強力でTDがなく、FGの蹴り合いに。49ersが終盤に突き放した。
各チーム90人ほどの選手たちは、米東部時間の30日午後6時(日本時間31日午前7時)を期限に、53人以下のロースターに絞られる。松澤は前週のテキサンズ戦でTD後のキックを決めて日本にとって歴史的1得点を挙げたが、同様のキックを2回外した。初戦のカージナルス戦ではFGを外し、キックオフでもミスを犯した。
この日の不出場が松澤に対する評価の反映だとすれば、NFLで7年のキャリアがあり、スーパーボウルの大舞台も踏んでいるゲイが優位な状況にあると言える。












