バレーボール女子のアジア選手権(27日、中国・天津)で、日本の司令塔・関菜々巳(ブストアルシツィオ)が存在感を示している。

 今大会で優勝すれば最速での2028年ロサンゼルス五輪代表に決まる一戦。この日の準々決勝で世界ランキング6位の日本は同37位の台湾に3―0で快勝し、準決勝にコマを進めた。4戦連続のストレート勝ちで五輪切符獲得までマジックを2とした。

 セッターの関は多彩なトスで攻撃の幅を広げた。和田由紀子(ブストアルシツィオ)が19得点、石川真佑(エジザジュバシュ)が14得点をマーク。ミドルブロッカーの島村春世(群馬)も11得点を挙げた。関は「今日からの試合は負けたら終わりという試合になってきたので、とにかく勝ったことはうれしい」と頬を緩めた。

 試合前には石川とコミュニケーションを重ねるシーンもあった。「まだまだ詰められるところはあると思う。もっともっといいトスが供給できるかなと思う」と謙遜したが、石川と関のコンビネーションは1次リーグ時と比べて磨きがかかっていた。29日の準決勝はタイと対戦する。関は「すごくタフな試合になると思うけど、自分たちのやるべきことはいつでも変わらない。自分たちにしっかりフォーカスして、いい準備をして、自分たちのできる限りのいい試合をしたい」と意気込んだ。