傷心のダイヤモンド(D)バックス、トーリ・ロブロ監督にまたもや不運な出来事だ。

 米ヤフースポーツは25日(日本時間26日)、「Dバックスのトーリ・ロブロ監督は、サイン盗み騒動でカブスのクレイグ・カウンセル監督に電話をかけ、『我々が間違っていた』と謝罪したと語った」との記事を配信した。

 24日(日本時間25日)にチェイス・フィールドで行われたカブス対Dバックス戦で、投球の〝サイン伝達〟を巡る疑惑がぼっ発。カブスの三塁コーチ、クインティン・ベリーが、Dバックスの先発投手メリル・ケリーが変化球を投げる際、打者に伝えていたとして非難されたためだ。

 だが記事は「ベリーコーチは違法行為をしていなかったことが判明した。そしてその夜、Dバックスのロブロ監督は、カブスのカウンセル監督に電話をかけ、この件で騒ぎを起こした自分とチームの過ちを認め、謝罪したと述べた」と伝えた。

 ロブロ監督はこの日の第2戦を前に報道陣に経緯を説明。「MLBのフィールド運営担当上級副社長であるマイケル・ヒル氏と話をしたところ、ベリーコーチの三塁コーチボックス内からケリーの投球を見抜き、カブス打者に伝える行為はルールにのっとったものだったと伝えられた」と話した。

 MLBではコーチが白線内で投手の動きを見て投球内容を伝達することは認められている。指揮官は「彼は私に、三塁コーチと一塁コーチはベースコーチボックスの範囲内であれば何でもできる、という最も簡潔な説明をしてくれました。それで、私の認識が間違っていたことを認め、カウンセル監督に電話して謝罪し、私たちの間違い、彼らのやり方はすべて正しかったと伝えました」と話した。

 ケリーの抗議に対し、両軍ベンチで激しい口論が繰り広げられた。ロブロ監督にとってケテル・マルテ内野手の〝失踪騒動〟による心労が続いていた。

 騒動の発端となったケリーは「自分のやっていることを見直さなければならない。明らかに彼(ベリーコーチ)は何か分かっていたし、他の人もおそらくそれに気づくだろう」と自身のクセについて改めるとした。

 なお第2戦はDバックスが9回バルトシュミットの第3号サヨナラ2ランで5―4で勝利した。